FXの自動売買（システムトレード）とは？
FXの自動売買（システムトレード）とは？
自動売買（システムトレード、シストレ）とは、専用ソフトによりFX取引を機械的（自動的）に行ってくれるシステムのことを言います。
事前にプログラムされたルールに従ってシステム側が売買の判断を行い、利益が出る状態で利益確定の自動決済を、損失が出る状態になれば、損切りの自動決済をしてくれます。
システムトレードに採用されている専用ソフトは、過去のデータに基づいて上昇と下降のトレンドを判断し、上昇局面では買いを、下降局面では売りを自動的に判断します。
システムによる判断には、人間の判断が関与していないため、FX取引において負ける原因とされる感情（焦り、思い込み、希望的観測、失望、もったいない、など）が入る余地は一切ありません。
自動売買（システムトレード）のメリット
FXの自動売買（システムトレード）のメリットは、大きく分けて３つあると言われています。
- 感情に左右されない。事前にプログラムされた売買ルールが徹底されることで、人間の感情（欲）を原因とする負けの要素を排除し、利益確定、損切りのタイミングを逃すことなく利益を積み上げることができます。
- 24時間見張る必要がない。システムが自分の代わりに24時間、為替の変動を監視して機械的（自動的）、継続的にFXの売買を繰り返してくれるので、常にパソコンやスマホを使ってチャートを確認する必要がありません。
- プロの判断で売買できる。取引経験が少ないFX初心者は、売買のタイミングが分からないだけでなく、相場の変動に一喜一憂して冷静な取引や事前に決めたルールを守ることができないことが多いため、過去のデータに裏付けられたシステムトレードを使うことで、FXの勝率を大きく上げることができます。
自動売買（システムトレード）のデメリット
自動売買（システムトレード）のデメリットとしては、経済指標の発表や要人発言、テロ・戦争の勃発などの際の急な市場の変化に対応できないところです。
市場の急変は、過去のデータから予測される動きとは違う動きをすることもしばしばあるため、そのような局面ではシステムトレードの成績が悪化する可能性も高くなります。
ただし、市場の急変時には、人間によるトレードを行っても大きなマイナスを背負って強制ロスカットになってしまうこともよくあることなので、システムトレードが一定のマイナスで損切りを行ってくれる方が、結果的には成績が良くなる可能性もあります。
シストレが利用できるFX会社
実際のFX取引で自動売買（システムトレード）を利用するためには、システムトレードを提供しているFX会社に口座を開設する必要があります。
ここでは、システムトレードを提供しているFX会社を２社ご紹介して、それぞれのシステムの比較をしてみたいと思います。
FXブロードネット
FXブロードネットは、FX自動売買システム「トラッキングトレード」を提供しています。
為替相場は、上昇・下降・横ばい相場のいずれも細かい上げ下げを繰り返して動いていますが、FXブロードネットのトラッキングトレードは、この細かい上げ下げを利用し、コツコツ利益を積み上げていくリピート型のシステムトレードです。
例えば、2020年10月１日から11月９日までの５週間、トラッキングトレードの「豪ドル円買い」を運用した結果、投資資金300万円で利益25万4,300円の成績を収めています。
その運用期間の豪ドル円の最大値幅は390.0pips（3.9円）でしたが、細かい売買を繰り返すトラッキングトレードの利益幅は約2,543.0pips（25.43円）となり、最大値幅の6.5倍の利益幅を獲得しています。
また、トラッキングトレードは80％以上で利益を出しているため、FX初心者から人気を集めていて、全ユーザーの約６割がFX初心者になっています。
FXブロードネット「トラッキングトレード」の詳細は、公式サイトでご確認ください。
アイネットFX（アイネット証券）
アイネットFXは、FX自動売買システム「ループイフダン」を提供しています。
「ループイフダン」も、FXブロードネットの「トラッキングトレード」と同じように、細かい相場の動きに合わせて売り買いを繰り返して利益を積み重ねていくタイプのシステムトレードです。
アイネットFXのループイフダンも、実際の取引で高い勝率を記録していて、ループイフダン利用者の資産が平均27％アップしています。
こちらもやはりFX初心者への人気が高く、初心者の割合は66％。さらに少額の投資額からスタートしているというのが大きな特徴になっています。
口座開設や取引の手数料が無料であることやスワップポイントが高いことなども人気のポイントになっています。
アイネットFX「ループイフダン」の詳細は、公式サイトでご確認ください。
