今週のFX取引日記(21/12/25)-南アランド/円のポジションを利益確定決済
南アフリカランド/円は終始上昇傾向
7.050円で買いポジションを保有している南アフリカランド/円は、今週は終始上昇傾向で、週末には7.300円を超える水準まで上昇して、スワップポイントも合わせた含み益は6万円を超えるところまで拡大してきました。
週末にかけて含み益がどんどん拡大していくと、喜びもどんどん膨れ上がっていった一方で心配なことも一つありました。
それが「確定申告」についてです。
給与所得者が、FXやその他の収入の合計額(雑収入)が20万円を超えると確定申告を行う必要があります。
確定申告が必要になると、税務署からの通知書などが家に郵送されてくる可能性もあり、妻にFXをやっていることがバレる可能性が高くなってしまいますので、確定申告が必要ない程度に利益を抑えておく必要があるのです。
今年はFX以外に雑収入はないので安心なのですが、このまま含み益が拡大していくと、来年は雑収入の合計が20万円を超える可能性もあり、対策を考えておく必要があります。
利益確定決済でポジションを手放すことに
そこで、現在の含み益を今年の収入にするために、現在のポジションを決済し、利益を確定させることにしました。
ちょうど、DMM FXでは南アフリカランドの今年のスワップポイント付与は終了していて、次のスワップポイント付与は来年になるため、ポジションを手放す逸失利益も少ないと判断しました。
金曜日にポジションを手放そうと思ったときの南アフリカランド/円のレートが7.320円~7.330円くらいでした。
今年中に決済できれば良いので、「7.350円くらいになれば決済してもいいかな?」と思って7.350円で売り決済の指値注文を入れてみました。
すると、注文後にレートが急上昇し、1時間もしないうちに7.350円を超えてポジションは無事に決済されました。
その結果、今回のポジションの損益は+30.0pips(+60,000円)、スワップポイントは+3,780円で合計の損益は+63,780円となりました。
決済後、南アフリカランド/円のレートはあまり大きな変動がなく、DMM FXの終値は、Bid:7.346円、Ask:7.356円になっていて、決済したレートとほぼ同じになっています。
「決済した後、レートが上がったら嫌だな」と思っていたのですが、少しだけ安心です。
できれば、決済した7.350円よりも低いレートで再度買いポジションを持ち直したいところですね。
また来週、様子を見ながら再注文を検討してみたいと思います。
メキシコペソ/円はポジション保有はあきらめることに
メキシコペソ/円は、5.250円での指し値注文をずっと維持していましたが、先週に引き続き、今週も値上がり傾向で約定しませんでした。
先週も言及しましたが、
- 南アフリカランドとメキシコペソの対円レートは、ほぼ同じような動きをする(かなりの相関関係がある)ので、2つの通貨ペアを同時に持っていてもリスクヘッジにはならないこと
- 購入希望レートの5.250円からかなりレートが外れてしまったこと(今週末の終値で5.549円)
の2点から、メキシコペソ/円の保有はあきらめることにして、5.250円の指値注文(買い)は取り消しをしました。
南アフリカランド/円のペアとしてふさわしい通貨ペアの研究を続けて、次回、南アフリカランド/円の買い注文を入れるときに、別の通貨ペアの保有も考えてみたいと思います。
FX取引による損益状況(12/25時点)
先週末の損益状況は、
- 為替損益:+18,000円
- スワップポイント:+2,520円
- 合計損益:+20,520円
でしたが、今週末までのFX取引の実績は以下の表のとおりです。
損益の合計は、先週末の+20,520円から+63,780円と一気に約3倍になりました。
一旦、ポジションを決済しましたので、来週はまた南アフリカランド/円の買い注文を入れたいと思っていますが、年末年始に入るのであまり値動きがないかもしれませんね。
南アフリカランド/円と相性の良い通貨ペアも引き続き勉強してみたいと思います。